授業風景(6)

こんにちは、特任教員の鈴木です。

 

夏至が過ぎ、昼間の陽差しの強さはだいぶ夏らしくなってきました。
法政大学では校舎の空調が集中管理のため、一定の暑さにならないと冷房が入らず、大規模人数の授業では人の多さでますます教室がヒートアップしています。

 

こう暑くなると、学生の中には集中力が切れて、意識が遠のく(居眠りする)学生も出てきます。

 

私は、授業中ペンを握りしめて居眠りしている学生には同情して見過ごします​が、机に突っ伏して爆睡の学生を見つけると注意しています。我が身にも経験があり、居眠りする​気持ちもわかりますが、過失犯は情状酌量、故意犯は処罰が原則です。

 

が​、注意されて目覚めた学生の最近のセリフで一番多いのが、

 

「大丈夫です・・・。」

 

何が大​丈夫なんだかわかりませんが、彼らも夢の中で何かと必死に戦ってるのかもしれません。
そこは『スイマセン』だろ!と、指導していますが、『頑張れ!』っと応援した方が良いのでしょうか。

 

大学前期もいよいよラストスパートです。
暑さ、眠さに負けずに頑張って欲しいと思います。

授業報告(9)

こんにちは有田です。

私の授業は「自分を知る」「現場を知る」ことに主眼を置いています。

今回の授業では、自分を知るために「自分を<動物>と<モノ>に例える」
を課題にその理由を挙げ、それをグループで話し合うという内容で進めました。
取り組んだ学生たちの感想をご報告します。

1.例えることで、自分の長所と短所を客観的に見る機会となった

2.例えたモノの長所と短所、両方への注目が必要と思った

3.今の自分と、なりたい自分を例える人がいた

4.自分の思っている自分と他者から見た自分の違いを知った

5.世の中にある「さりげない存在」の大切さに気付かされた

就職活動の面接でこんな質問が突然投げ掛けられてもビックリしないように!
との解説に、楽しく真剣に取り組んでいました。

授業風景(5)

こんにちは、特任教員の鈴木です。昨晩は台風で大変でしたね。
法政は、6・7限の講義が休講となりました。

さて、 6月からはビデオ教材やゲスト講師によるキャリアモデル​のケース・スタディを中心に行っています。昨日の授業ではゲスト講師にご登壇戴きました。

今回のテーマは「就社・就職・就場」で、ふつうに企業入​社した若者が企業で自分のキャリアを形成し、自分の活躍​場所を自分で創造した体験談です。希望に燃えて入社したのに、まったく思った通りにいか​なかった経験が、ある時期につながり統合され、起業に至​ったというお話しです。その背景には目の前の苦難から逃げ出さなかったこ​と、そして多くの人の信頼を勝ち得たことなどがあげられ​ます。

このようなキャリアモデルの研究は、過去の事実を知ることだけでは​なく、その時を生きた人の経験を学ぶことが重要です。つまり、歴史を過去の視点では無く、現在の視点で見直して活かすことですね。そこには時​代背景が変わっても普遍的に通じるセオリーが見受けられ​ます。

これから登壇するゲスト講師たちの講話を聴くことに​よって、学生達にそのセオリーを感じ取って欲しいと思っております。

授業報告(8)

こんにちは、有田です。
今週はゲストスピーカーに大手広告代理店D社の方をお迎えしました。

「クリエーティブな生き方講座」と題したお話の要点をお伝えします。

1.「点はつなげられる」…その時の課題に全力を尽くせば、
その時々に生んだ点がつながってくる

2.的確な解決よりも「アイデアを出す」その姿勢が
クリエーティブであり、数を出せる発想力が大事

3.そのためには、興味を示す・話を聞く・情報の切り抜きを作る
という行動が必要

4.最後に、重要だが急がないものを大切に
そして、重要でないものに費やしている時間を削る姿勢が大切

学生たちは仕事の現場での厳しさを感じ、
今からやれることに取り組む意識付けがされました。
(書店では全てのジャンルの本を手に取ることで自分の興味を拡げる
という例えが非常に新鮮だったようです)

授業風景(4)

こんにちは、特任教員の鈴木です。梅雨入りしましたね。
学生を見ていると風邪をひいている者が多いです。どうぞご注意を。

 

先月からビデオ教材を授業で使い始めておりますが、学生からは仕事の現場を知れて良かったと好評です。この新しい授業の形は、いろいろ発展性があるなと感じており、今後、研究会を立ち上げてみようと計画中です。

 

こうしたビデオ教材は過去にもありました。例えば、「プロジェクトX」のようなドキュメントが代表的です。立派な業績を残した人物の体験談ですね。

 

こうしたキャリアモデルを見ると、勇気や元気が出て活力が湧き、奮起するものです。ところが、最近の学生を見ていると受け止め方が変わってきました。

 

「自分とは違います。」「そこまで苦労したくない。」 etc.

 

正直な意見なんでしょう。でも、そうした学生たちに伝えています。

 

「いいかい、偉人と自分の間に線を引くのはやめよう。1万人を動かすなんてたしかに誰にでもできることじゃない。
でも、10人でも5人でも動かせれば十分だよ。その5人がまた5人を動かせるんだから。

 

可能性が1%しかなくても、諦めて何もやらない0%と比べたら、その差は無限大だよ。」

 

この点、法政で作ったビデオ教材は、遠い「スパースター・モデル」ではなく、ちょっと頑張れば追いつける「背伸びモデル」です。今後もうまく授業で使っていきたいと思っています。

授業報告(7)

こんにちは、有田です。

今回はリアクションペーパーを通じての学生とのやりとりをご紹介します。

<大人は学生時代を振り返って、
「遊んだ人はもっと学べば良かった」
「学んだ人はもっと遊べば良かった」
「バランスを取った人はもっと一つのことに打ち込めば良かった」と言います。
どれが正しいですか?>

この問いかけに対して、
「全て正しい。いずれも自分が納得出来るまでに至らなかった反省をしている」
と返しています。

「自分で考え・行動する」それを自分自身が納得出来るレベルまで実行して
ほしいものです。

授業風景(3)

こんにちは、特任教員の鈴木です。

やっと仕上がったビデオ教材を初めて授業で使用しました。「​旅行代理店編」「産業機械メーカー編」の2本で、想定内外の学生の反応​が面白いです。このビデオでまずは働くことの大変さとやりがいの2つを伝えたかったのですが、その受け止め方に学生の経歴や性格が現れています。

改めて思ったのは、今の若者は情報に敏感で思い込みが強いことです。​マスコミの報道や自分の考えを一般化しすぎています。自分の経験だ​けで「今の日本の若者は・・・」と語れる図太さには驚愕させられます。(まあ、​それが若者の純粋なところでもありますが、情報の見方をしっかり教​えることが必要ですね。)

大学で学ぶことの基本は、世間一般で言われていることが本当なの​か、自分だけの見方はどんな位置にあるのかを知ることです。そして、​新たな自分の見方や行動を身に付けること。大人になるとは、同じ​事実・出来事から多様な見方・行動ができるようになることです。

だから、
「この夏休みはもっと広い世界を見ておいで!」
と伝えたくなります。

ビデオ教材では、ビジネスの実例を元に、大学生から新社会人のレ​ベルで理解出来るレベルのシナリオをおこしました。講義では実感しに​くい仕事を、映像の説得力がカバーしてくれます。

しかし、それを使いこなす教員も腕の見せどころです。純粋アカデミック​の先生でも、企業出身の先生でも、使いようでそれぞれの効果が出せます。そして​新しい授業のかたちが生まれてくることでしょう。もっと高度に。もっと面白く​。

映像製作も、作曲活動も、写真撮影も、そして授業も、
メディアは違いますが、「何をどう伝えるか」は同じです。

授業報告(6)

こんにちは、有田です。

今週の授業はグループワーク「実行力を高める」を実施しました。
イスが固定された机が並ぶ大教室で1限100名、2限250名の学生を
6人1組としてワークに取組んでもらう、”言うは易し”で大変な挑戦でした。

グループワークに尻込みする学生たちですが、
動機付けをされて納得すると彼らも「動く」のです。
就職活動で求められるグループディスカッションへのチャレンジとして、
主体的な声掛けを求めると、6人づつの「島」として固まっていく彼らに
感動を覚えました。

ワークの内容は、自分が「実行力がある」と思う人物を挙げて、
「その人のどういう行動に実行力を感じるのか?」
「自分はどうしたらその人に近づけるか?」を話し合うというものでした。

彼らが取り上げたのは、身近な人物では友人・家族・先生、
有名人では坂本竜馬、織田信長・小泉純一郎・スティーブ・ジョブズなどが
多かったです。
行動指針は、「その人そっくり」ではなく、「その良さを持った自分らしさ」を
目標にするようにとアドバイスしました。